点Oに対する力のモーメント
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.4の問題です。論点は「構造力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図において,点Oの周りに矢印の向きで力P1,P2が作用する場合において,点Oに対する力のモーメント(Mo)は次の値のうち,正しいものはどれか。
ただし,各力のモーメントの符号は,点Oを中心として時計まわりを正,反時計まわりを負とする。
![水平線上の点Oに対して,左へ5[m]の位置に力P1,右へ2[m]の位置に力P2が作用している。P1は5[kN],P2は10[kN]で,どちらも水平線に直角な上向きの矢印で示されている。](/doboku-2-1ji/fig/r20252-4-1.png)
解答欄
正解
正解:(4) Mo = 5[kN・m]
解き方
- 力のモーメントは 力×点Oからの腕の長さ で求める。
- P1(5kN,上向き,点Oの左5m)は点Oを時計まわりに回すので +5×5 = +25kN・m,P2(10kN,上向き,点Oの右2m)は反時計まわりに回すので −10×2 = −20kN・m である。
- Mo = 25 − 20 = 5kN・m となり,(4)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。45kN・mは両方の力を同じ向きのモーメントとして足した誤りである。
- (2)適当でない。25kN・mはP1のモーメントのみで,P2の−20kN・mを考慮していない。
- (3)適当でない。10kN・mとなる組合せはなく,正しくは25−20=5kN・mである。
- (4)適当。Mo=5×5−10×2=25−20=5kN・mである。
引っかけ:力の向きが同じ(上向き)でも,点Oの左右どちらに作用するかで回転の向きが逆になる。
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論点ページ:構造力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する