土粒子の粒度区分
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土質力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図の土粒子の粒度区分の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句と数値の組合せとして,正しいものはどれか。
![土粒子の粒度区分の図。上段は大きく細粒分・粗粒分・石分に分け,その下に細かい区分を示す。細粒分は左から[(イ)],[(ロ)]の2区分。粗粒分は砂(細砂・中砂・粗砂)と礫(細礫・中礫・粗礫),石分は石(粗石・巨石)。区分の境界の粒径[mm]は左から0.005,0.075,0.25,0.85,[(ハ)],4.75,19.0,[(ニ)],300。細粒分と粗粒分の境界は0.075mm,砂と礫の境界は[(ハ)],礫と石の境界は[(ニ)]。](/doboku-2-1ji/fig/r20262-2-1.png)
解答欄
正解
正解:(3) (イ) 粘土 ― (ロ) シルト ― (ハ) 2 ― (ニ) 75
解き方
- 地盤材料の工学的分類(地盤工学会基準JGS 0051)では、粒径0.005mm未満を粘土、0.005〜0.075mmをシルトとし、この2つを細粒分という。よって (イ) は粘土、(ロ)はシルトである。
- 砂は0.075〜2mm(細砂0.075〜0.25mm、中砂0.25〜0.85mm、粗砂0.85〜2mm)、礫は2〜75mm(細礫2〜4.75mm、中礫4.75〜19mm、粗礫19〜75mm)、石は75mm以上(粗石75〜300mm、巨石300mm以上)である。よって (ハ) は2、(ニ)は75である。
- 組合せは (イ) 粘土、(ロ)シルト、(ハ) 2、(ニ) 75で、(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。(ハ)砂と礫の境界は2mm、(ニ)礫と石の境界は75mmである。
- (2)誤り。粒径の小さい側から粘土、シルトの順であり、(イ)と (ロ) が逆である。
- (3)正しい。粘土<0.005mm<シルト<0.075mm、砂と礫の境界2mm、礫と石の境界75mmである。
- (4)誤り。(イ)と (ロ) が逆で、(ハ)・(ニ)の数値も誤りである。
引っかけ:粘土とシルトの順は「粒径が小さいほうが粘土」。境界の数値は0.005・0.075・2・75mmの4つを覚えておけば、細区分の0.25・0.85・4.75・19mmに惑わされない。
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論点ページ:土質力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 後期(2026年10月25日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する