令和7年度 後期 No.2論点:土質調査・軟弱地盤対策重要度 B配点 1点未着手

土質柱状図とN値の測定

これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.2の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

ボーリングの土質柱状図に関する下記の文章中の[  ]の(イ),(ロ),(ハ)に当てはまる語句及び数値の次の組合せのうち,適当なものはどれか。

N値の測定は,ふつう深さ[ (イ) ]mごとに行われる。そのうち,はじめの貫入量[ (ロ) ]cmについて測定し,この[ (ハ) ]がN値である。

ボーリング(土質柱状図)の報告用紙。調査名・調査地点 ○○○○,ボーリング孔 No.○○,標高 ○○.○m,孔内水位 ○○m,調査年月日 ○年○月○日〜○年○月○日,調査担当者 ○○○○。欄は左から,標尺[m]・標高[m]・深さ[m]・層厚[m],現場観察記録(土質記号・土質名・色調・記事),標準貫入試験(深さ[m],点線の枠(空欄)/貫入量[cm],10cmごとの点線の枠(空欄)として10[cm]・20[cm]・30[cm]の3欄,N値のグラフ(目盛0〜60)),試料採取(試料番号・深さ[m]・採取方法)。地層:深さ0.50m(層厚0.50m)まで埋土・暗灰。深さ3.10m(層厚2.60m)まで粘土・暗青灰・均質である。深さ5.10m(層厚2.00m)までシルト質砂・暗青灰・含水量多し下部シルト多し。深さ9.20m(層厚4.10m)までシルト質粘土・暗青灰・所々細砂をはさむ下部シルト多し。深さ12.60m(層厚3.40m)まで砂・暗灰・均質である。その下は砂礫・暗黄灰・礫が主体。標準貫入試験の記録(深さ[m]:点線の枠/貫入量,10cmごとの3欄の値):1.00〜1.32 0/32(自沈),2.00〜2.30 0/30(自沈),3.00〜3.30 7/30(1,2,4),4.00〜4.30 17/30(4,5,8),5.00〜5.30 11/30(3,3,5),6.00〜6.30 5/30(1,2,2),7.00〜7.30 6/30(2,2,2),8.00〜8.30 7/30(2,3,2),9.00〜9.30 12/30(3,4,5),10.00〜10.30 23/30(7,7,9),11.00〜11.30 25/30(7,8,10),12.00〜12.30 22/30(6,7,9),13.00〜13.12 50/12(42,8/2),14.00〜14.03 50/3(50/3)。N値のグラフは,これらの値を深さごとに点で示して折れ線で結んだもの(深さ1〜2mは0,13m以深は50)。図の下に「ボーリング(土質柱状図)」とある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) (イ) 1 ― (ロ) 30 ― (ハ) 打撃回数

解き方

  1. 標準貫入試験(JIS A 1219)は,ボーリング孔を利用して通常深さ1mごとに行う。
  2. 予備打ちの後,63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ,サンプラーを30cm貫入させる(本打ち)のに要した打撃回数がN値である。
  3. よって(イ)1,(ロ)30,(ハ)打撃回数の組合せの(3)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。N値の測定間隔は通常1mごとであり,0.5mではない。
  2. (2)適当でない。測定間隔は1m,貫入量は30cm,N値は打撃回数である。
  3. (3)適当。深さ1mごとに,30cm貫入させるのに要した打撃回数をN値とする。
  4. (4)適当でない。貫入量は30cmで,N値は沈下量ではなく打撃回数である。
引っかけ:柱状図の10cmごとの欄は打撃回数の内訳であり,N値の定義となる貫入量10cmと誤解しないようにする。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年10月26日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する