海岸堤防の消波工(消波ブロック)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.30の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸堤防の異形コンクリートブロック(消波ブロック)による消波工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 乱積みは,荒天時の高波を受けるたびに沈下し,徐々にブロックどうしのかみ合わせが悪くなり不安定になってくる。
解き方
- 異形ブロックの乱積みは、荒天時の高波を受けるたびに沈下し、徐々にブロックどうしのかみ合わせが良くなって安定してくる。
- 層積みは規則正しく配列するため外観がよく安定性も良いが、据付けに手間がかかり、海岸線の曲線部等の施工が難しい。消波工は波の打上げ高さや波圧を減らすために堤防の前面に設け、ブロック間の空隙を波が通過する際に波のエネルギーを減少させる。
- よって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。乱積みは沈下とともにかみ合わせが良くなり、安定してくる。
- (2)適当。消波工は波の打上げ高さや波圧を減らすために堤防の前面に設ける。
- (3)適当。層積みは安定性が良いが、据付けに手間がかかり曲線部の施工が難しい。
- (4)適当。ブロック間を波が通過することで波のエネルギーを減少させる。
引っかけ:乱積みは「沈下するから不安定になる」と考えがちだが、沈下によってかみ合わせが良くなり安定する。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.30傾斜型海岸堤防の構造名称
令和8年度 前期 No.30消波ブロックによる消波工
令和7年度 後期 No.30海岸堤防の形式と特徴
令和6年度 後期 No.30傾斜型海岸堤防の構造名称
令和6年度 前期 No.30消波ブロックによる消波工
論点ページ:海岸の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する