各種のコンクリート(寒中・マス・流動化・膨張)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.12の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
各種のコンクリートに関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 膨張コンクリートは,膨張の効果によって体積変化によるひび割れの発生や拡大を防ぐものである。
解き方
- 膨張コンクリートは、膨張材の膨張作用により乾燥収縮などの体積変化によるひび割れの発生や拡大を防ぐもの(収縮補償用)である。
- 寒中コンクリートは日平均気温が 4℃以下になることが予想されるときに適用し、マスコンクリートでは水和熱による温度変化で生じる引張応力(温度応力)によるひび割れに注意する(コンクリート標準示方書[施工編])。
- 流動化コンクリートは、ベースコンクリートに遅延剤ではなく流動化剤を添加して流動性を増大させたものである。よって (4) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。寒中コンクリートは日平均気温が 4℃以下になると予想されるときに適用する。
- (2)適当でない。ひび割れの原因となるのは、水和熱による温度変化で生じる引張応力である。
- (3)適当でない。流動化コンクリートは遅延剤ではなく流動化剤を添加して流動性を増大させる。
- (4)適当。膨張材の効果で体積変化によるひび割れの発生や拡大を防ぐ。
引っかけ:寒中コンクリートの「4℃」を「5℃」に、「流動化剤」を「遅延剤」に、「引張応力」を「圧縮応力」にすり替えている。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.11コンクリートの運搬・打込み
令和8年度 後期 No.12各種コンクリート(寒中・高強度・水中・マス)
令和8年度 後期 No.13コンクリートの養生
令和8年度 前期 No.11コンクリートの打込み
令和8年度 前期 No.12各種のコンクリート
論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月1日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する