各種のコンクリート
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.12の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
各種のコンクリートに関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) マスコンクリートでは,セメントの水和熱による圧縮応力に伴うひび割れに対する注意が必要である。
解き方
- マスコンクリートでは、セメントの水和熱による温度上昇と、その後の温度降下に伴う体積変化が内部・外部から拘束されて生じる引張応力によって、温度ひび割れが発生する。「圧縮応力に伴うひび割れ」は誤りである。
- 膨張コンクリートは膨張材で収縮ひび割れを抑制し、寒中コンクリートは日平均気温が4℃以下になると想定されるときに適用し、流動化コンクリートのスランプは原則18cm以下(増大量10cm以下)とする。よって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。正しくは水和熱による温度変化が拘束されて生じる引張応力でひび割れが生じる。
- (2)適当。膨張材の効果で乾燥収縮等によるひび割れの発生や拡大を抑える。
- (3)適当。日平均気温が4℃以下になると想定されるときは寒中コンクリートとして施工する。
- (4)適当。流動化コンクリートのスランプは原則18cm以下、スランプの増大量は10cm以下とする。
引っかけ:コンクリートは圧縮に強く引張に弱いので、ひび割れの原因は引張応力である。暑中コンクリート(日平均気温25℃超)との混同にも注意する。
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論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する