地盤改良に用いられる固結工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.9の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地盤改良に用いられる固結工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 深層混合処理工法は,沈下量が大きく,大きな強度が短期間で得られる。
解き方
- 深層混合処理工法は,セメントや石灰などの安定材と軟弱土を地中で混合して柱状などの改良体をつくる固結工法で,大きな強度が短期間で得られ,沈下の抑制やすべり破壊の防止に効果が大きい。「沈下量が大きく」は誤りである。
- 混合方式には,攪拌翼で混ぜる機械攪拌方式と,高圧噴射で混ぜる高圧噴射攪拌方式がある。
- 薬液注入工法は地盤の透水性の減少や強度増加を目的とし,「薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指導指針」(昭和49年 建設省)により周辺の地下水の水質監視を行う。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。暫定指導指針により,注入箇所周辺の地下水の水質監視が必要である。
- (2)適当。地盤の透水性の減少や強度増加を目的に薬液を注入する。
- (3)適当。深層混合処理工法には機械攪拌方式と高圧噴射攪拌方式がある。
- (4)適当でない。深層混合処理工法は短期間で大きな強度が得られ,沈下量は小さい。
引っかけ:圧密を促進して沈下させる圧密・排水工法と混同しやすい。固結工法は沈下を抑える工法である。
同じ論点の過去問
令和8年度 後期 No.7土質試験の試験名と試験結果の利用
令和8年度 後期 No.9軟弱地盤の改良工法(表層処理工法)
令和8年度 前期 No.7土質試験の名称と結果の利用
令和8年度 前期 No.9軟弱地盤の改良工法
令和7年度 後期 No.2土質柱状図とN値の測定
論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月2日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する