土留めの工法と掘削底面の現象
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.11の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留めの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) ボイリングとは,軟弱な粘土質地盤を掘削した時に,掘削底面が盛り上がる現象である。
解き方
- ボイリングは,地下水位の高い砂質土地盤を掘削したとき,上向きの浸透流によって掘削底面付近の砂が沸騰したように湧き上がる現象である。
- 軟弱な粘土質地盤を掘削したとき,背面の土の重量等によって掘削底面が盛り上がる現象はヒービングである。
- よって(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。自立式土留めは切梁・腹起し等の支保工を用いず,根入れ部の抵抗で土圧を支える。
- (2)適当。アンカー式土留めは,引張材(グラウンドアンカー等)で土留め壁を支える。
- (3)適当でない。粘土質地盤で掘削底面が盛り上がる現象はヒービングである。
- (4)適当。パイピングは砂質土の弱い部分を通ってボイリングがパイプ状に生じる現象である。
引っかけ:ボイリング・パイピングは「砂質土・地下水」,ヒービングは「軟弱な粘性土」と地盤の種類で区別する。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年10月22日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する