火薬類取締法(火薬類の取扱い)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.39の問題です。論点は「火薬類取締法」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。この問題は、本試験の問題を2026年9月時点の法令・基準に照らして一部改訂したものです。
火薬類の取扱いに関する次の記述のうち,火薬類取締法上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 消費場所において火薬類を取り扱う場合,固化したダイナマイト等はもみほぐしてはならない。
解き方
- (2) が誤り。消費場所で火薬類を取り扱う場合、固化したダイナマイト等は、もみほぐすこととされている(火薬類取締法施行規則第51条第7号)。「もみほぐしてはならない」は規定と逆である。なお、凍結したダイナマイト等は、火気や高熱源に近づけず、爆発・発火のおそれがない適切な方法で融解する(同条第6号)。
- (1) は正しい。消費場所では、薬包に雷管を取り付ける作業のために火工所を設け(第52条の2第1項)、火工所以外の場所では薬包に雷管を取り付ける作業を行わない(同条第3項第6号)。
- (3) は正しい。火工所に火薬類を存置する場合には、盗難及び火災を防止するための措置を講ずる(第52条の2第3項第3号。火薬類取扱所の基準に適合する建物を火工所として設けた場合を除く)。
- (4) は正しい。火薬類の取扱いには、盗難予防に留意する(第51条第18号)。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。第52条の2第3項第6号により、火工所以外の場所では薬包に雷管を取り付ける作業を行わない。
- (2)誤り。第51条第7号により、固化したダイナマイト等はもみほぐすこととされている。
- (3)正しい。第52条の2第3項第3号により、火工所に火薬類を存置する場合には盗難及び火災を防止するための措置を講ずる。
- (4)正しい。第51条第18号により、火薬類の取扱いには盗難予防に留意する。
問題改訂の内容
本試験の (3) は「火工所に火薬類を存置する場合には,見張人を常時配置する。」で、出題当時の火薬類取締法施行規則第52条の2第3項第3号(火工所に火薬類を存置する場合には、見張人を常時配置すること)どおりの正しい文だった。2024 年 7 月 28 日施行の改正(令和6年経済産業省令第39号)で、この号は「火工所に火薬類を存置する場合には、盗難及び火災を防止するための措置を講ずること」に改められ、見張人の常時配置は義務でなくなった。このため本試験の文のままでは (3) も現行の規定と合わない「誤っているもの」と読まれ、正答が 2 つになる。(3) を現行の規定どおり「火工所に火薬類を存置する場合には,盗難及び火災を防止するための措置を講ずる。」に改めた。正答は本試験と同じ (2)。
- 火薬類取締法施行規則 第52条の2第3項第3号(2024年7月28日施行)
- 火薬類取締法施行規則 第51条第7号・第18号
- 火薬類取締法施行規則 第52条の2第3項第6号
本試験の原文(改訂前)を見る
- (1)火工所以外の場所において,薬包に雷管を取り付ける作業を行わない。
- (2)消費場所において火薬類を取り扱う場合,固化したダイナマイト等はもみほぐしてはならない。
- (3)火工所に火薬類を存置する場合には,見張人を常時配置する。
- (4)火薬類の取扱いには,盗難予防に留意する。
本試験の正答:(2)
改訂は資格試験対策.netが行ったもので、主催者によるものではありません。2026年9月時点の法令・基準にもとづきます。
同じ論点の過去問
令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年10月23日(日)実施) No.39。現行の法令・基準に照らして一部を改訂しています(本試験の原文は解説の「問題改訂の内容」)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する