鋼材の性質と用途
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.12の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼材に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 炭素鋼は,炭素含有量が少ないほど延性や展性は低下するが,硬さや強さは向上する。
解き方
- 炭素鋼は、炭素含有量が多いほど硬さや強さは増すが、延性や展性(伸び・粘り)は低下する。炭素量が少ないほど硬さ・強さが向上するとした(3)は関係が逆で、適当でない。
- 鋼材は弾性限界までは弾性、それを超えると塑性を示す。PC鋼棒は鉄筋コンクリート用棒鋼より高強度だが伸びは小さい。継ぎ目なし鋼管は小・中径が多く、高温高圧用配管等に用いる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。弾性限界を超えると、荷重を除いてもひずみが残る塑性を示す。
- (2)適当。PC鋼棒は高強度だが、鉄筋用棒鋼に比べ伸びは小さい。
- (3)適当でない。炭素量が多いほど硬さ・強さが増し、延性・展性が低下する。
- (4)適当。小・中径のものが多く、高温高圧用配管等に用いる。
引っかけ:炭素量と性質の関係は「多いほど硬く強いが、伸びにくくもろい」。逆向きの記述に注意する。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月6日(日)実施) No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する