地すべり防止工の工法
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.18の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地すべり防止工の工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 排水トンネル工とは,地すべり土塊内にトンネルを設け,ここから帯水層に向けてボーリングを行い,トンネルを使って排水する工法である。
解き方
- 排水トンネル工は、原則として地すべり土塊内には設けず、その下の安定した基盤内にトンネルを設け、トンネルから集水ボーリングなどで地下水を排除する工法である(河川砂防技術基準 設計編 第4章 3.7)。
- 押え盛土工は末端部の盛土で滑動力に抵抗する力を増やす工法で、杭は地すべりブロックの中央部より下部のすべり面の勾配が比較的緩やかな位置に設け、集水井の排水は原則として排水ボーリングによる自然排水とする。
- よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。末端部に盛土して、滑動力に抵抗する力を増加させる工法である。
- (2)適当でない。排水トンネルは地すべり土塊内でなく、下の安定した基盤内に設ける。
- (3)適当。杭はブロック下部の、すべり面の勾配が緩やかな所に建て込む。
- (4)適当。集水井の排水は、原則として排水ボーリングによる自然排水とする。
引っかけ:土塊内にトンネルを設けると地すべりの動きで壊れるため、排水トンネルは動かない基盤内に設ける。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度 前期(2019年6月2日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する