既製杭の施工(中掘り杭・打込み杭)
これは2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.9の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
既製杭の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 中掘り杭工法は,一般に打込み杭工法に比べて隣接構造物に対する影響が大きい。
解き方
- 中掘り杭工法は、既製杭の中空部をアースオーガで掘削しながら杭を沈設する工法で、打撃を用いないため、打込み杭工法に比べて騒音・振動が小さく、隣接構造物への影響も小さい(杭基礎施工便覧)。
- 打込み杭工法では、打止め時の杭の貫入量とリバウンド量から動的支持力式により支持力を確認でき、1本の杭は途中で休止すると周面摩擦が回復して打込みが困難になるため連続して打ち込む。(1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。中掘り杭工法は打撃によらないので、隣接構造物への影響は小さい。
- (2)適当。打止め時の貫入量とリバウンド量から支持力を確認できる。
- (3)適当。中掘り杭工法は打撃を用いないため、騒音・振動が小さい。
- (4)適当。途中で休止すると周面摩擦が回復するため、1本の杭は連続して打ち込む。
引っかけ:(3) では「騒音・振動が小さい」と正しく書き、(1) では「影響が大きい」と逆にしている。中掘り杭は低騒音・低振動で周辺への影響が小さいと一貫して覚える。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月3日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する