建設廃棄物の現場内保管の措置
これは1級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月2日(日)実施) 問題11の問題です。論点は「環境保全・建設副産物」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
建設工事において,排出事業者が「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」及び「建設廃棄物処理指針」に基づき,建設廃棄物を現場内で保管する場合,周辺の生活環境に影響を及ぼさないようにするための具体的措置を5つ解答欄に記述しなさい。
ただし,特別管理産業廃棄物は対象としない。
解答欄
正解
保管場所の周囲に囲いを設け,廃棄物の荷重が直接囲いにかかる場合は,構造耐力上安全な囲いとする。
47 字廃棄物は種類ごとに分別して保管し,混合による再資源化の妨げや発熱・発火を防ぐ。
見やすい箇所に縦横60cm以上の掲示板を設け,保管場所である旨,廃棄物の種類,管理者の氏名と連絡先を表示する。
55 字屋外で容器を用いずに保管する場合は,掲示板に最大の積上げ高さを表示する。
屋外で容器を用いずに保管する場合は,囲いの下端から勾配50%の線を超えない高さまでしか積み上げない。
50 字囲いに荷重がかかる場合は,囲いの上端から50cm下の線を超えないよう積上げ高さを抑える。
汚水が生じるおそれがある場合は,排水溝等を設け,保管場所の底面を不浸透性の材料で覆う。
43 字石綿含有産業廃棄物は仕切りを設けて他の廃棄物と混合しないようにし,覆いや梱包で飛散を防ぐ。
飛散を防ぐためシートで覆い,粉じんが出るものは散水する。悪臭が発散しないよう密閉容器等に入れる。
48 字保管場所にねずみが生息したり,蚊・はえ等の害虫が発生したりしないよう清潔に保つ。
可燃性の廃棄物の保管場所には消火器を備え,周囲での火気の使用を禁止する。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 廃棄物処理法施行規則第8条の産業廃棄物保管基準による。①周囲の囲い,②縦横60cm以上の掲示板(保管場所である旨・廃棄物の種類・管理者の氏名と連絡先・屋外で容器を用いない場合の最大積上げ高さ),③飛散・流出・地下浸透・悪臭の防止(汚水対策の排水溝・不浸透性の底面,積上げ高さの制限),④ねずみ・害虫の発生防止,⑤石綿含有産業廃棄物の仕切り・飛散防止。
- 建設廃棄物処理指針は,分別保管や火災防止などの措置も示している。重ならない観点で5つ書く。
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令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月2日(日)実施) 問題11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する