平成30年度 問題11論点:施工計画重要度 B未着手

プレキャストボックスカルバートの施工手順

これは1級土木施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月7日(日)実施) 問題11の問題です。論点は「施工計画」(重要度B・解答の形は記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

下図のようなプレキャストボックスカルバートを施工する場合の施工手順が次の表に示されているが,施工手順①〜③のうちから2つ選び,それぞれの番号,該当する工種名及び施工上の具体的な留意事項(主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く)を解答欄に記述しなさい。

プレキャストボックスカルバートの施工断面図。地盤を台形に掘削した床付け面の上に,下から砕石基礎,均しコンクリート,敷きモルタルを施工し,その上にプレキャストボックスカルバート(施工延長10m。幅:1.5m,高さ:1.0m,長さ:2.0m,重量:4.5t)を据え付ける。ボックスカルバートの四隅には縦方向連結孔がある。※連結方法 PC鋼材による縦方向連結型。
施工手順番号工種名施工上の具体的な留意事項(主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く)
準備工(丁張)○丁張は,施工図面に従って位置・高さを正確に設置する。
①[  ](バックホゥ)[  ]
砕石基礎工○基礎工は,地下水に留意しドライワークで施工する。
均しコンクリート工○均しコンクリートの施工にあたって沈下,滑動などが生じないようにする。
敷きモルタル工○ボックスカルバートの底面と砕石基礎が確実に面で密着するように,敷きモルタルを施工する。
②[  ](トラッククレーン)(ジャッキ)[  ]
③[  ](タンパ)[  ]
後片づけ工

解答欄

0 / 90 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

選んだ施工手順 1(番号,工種名及び施工上の具体的な留意事項) 模範解答

① 床掘り工(掘削工):丁張に従って所定の幅・勾配・深さで掘削し,床付け面付近は人力で仕上げて地山を乱さず,過掘りをしない。

62 字
別解

① 床掘り工:過掘りした箇所や軟弱な箇所は掘削土で埋め戻さず,砕石などの良質材で置き換えて十分に締め固める。

③ 埋戻し工:良質な埋戻し材を左右均等に1層の仕上り厚さ20cm程度でまき出し,タンパで十分に締め固めて偏土圧を防ぐ。

選んだ施工手順 2(番号,工種名及び施工上の具体的な留意事項) 模範解答

② 据付け工:敷きモルタルが固まる前に下流側から上流側へ据え付け,PC鋼材で縦方向に所定の緊張力で連結して継手を密着させる。

62 字
別解

② 据付け工:継手部にシール材を取り付けて止水し,据付け後に中心線・高さ・継目の間隔が許容範囲内であることを確かめる。

③ 埋戻し工:PC鋼材による連結の完了後に埋め戻し,側壁の近くや隅角部は締固め不足にならないようタンパで入念に締め固める。

要点(書けていたものにチェック)選んだ施工手順 1(番号,工種名及び施工上の具体的な留意事項)選んだ施工手順 2(番号,工種名及び施工上の具体的な留意事項)
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 工種の並びと使用機械から,①はバックホウによる床掘り工(掘削工),②はトラッククレーンとジャッキ(PC鋼材の緊張)による据付け工(縦方向連結を含む),③はタンパによる埋戻し工。
  2. 道路土工 カルバート工指針に沿い,床掘りは床付け面を乱さず過掘りを避ける。据付けは敷きモルタルが硬化する前に下流側から行い,PC鋼材で所定の緊張力を与えて継手を密着させ,中心線・高さを確かめる。埋戻しは左右均等に薄層(仕上り厚さ20cm程度)で締め固め,偏土圧をかけない。
引っかけ:「主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く」ので,クレーンの転倒防止や立入禁止・合図の記述は得点にならない。番号と工種名の書き落としに注意。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月7日(日)実施) 問題11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する