令和8年度 問題B No.30論点:安全管理重要度 A配点 1点未着手

埋設物・架空線に近接する工事の安全管理

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.30の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

埋設物ならびに架空線に近接して行う工事の安全管理に関する①〜④の記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せはどれか。

① 施工に先立ち,埋設物の管理者等が保管する台帳と設計図面を照らし合わせて位置(平面・深さ)を確認した上で,細心の注意のもとで試掘等を行い,その埋設物を原則として目視により確認しなければならない。

② 埋設物に近接する箇所で明り掘削の作業を行う場合において,埋設物の損壊等により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは,これらの補強・移設等の措置を作業と並行して講じなければならない。

③ 架空線については,施工に先立ち,現地調査を実施し,種類,位置(場所,高さ等)及び管理者を確認すること。

④ 架空線に近接して建設機械を操作する場合においては,物件位置のマーキング等を行った上で,歯止めの設置,ブームのストッパーの使用,近接電線に対する絶縁材の装着等必要な措置を講じること。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) ①③④

解き方

  1. 建設工事公衆災害防止対策要綱(土木工事編)により、施工に先立ち台帳と設計図面を照合して埋設物の位置(平面・深さ)を確認し、試掘等で原則として目視により確認する(①)。架空線等上空施設は、施工に先立ち現地調査で種類、位置(場所、高さ等)及び管理者を確認する(③)。
  2. 埋設物に近接して明り掘削を行い、その損壊等により危険のおそれがあるときは、補強・移設等の措置が講じられた後でなければ作業を行ってはならない(労働安全衛生規則第362条)。作業と並行して講じるとした②は適当でない。
  3. 架空線に近接して建設機械を操作するときは、位置のマーキング、歯止め・ブームのストッパーの使用、絶縁材の装着等を行う(④)。よって①③④の(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。④も適当である。
  2. (2)適当でない。②は措置の後でなければ作業できないので適当でない。
  3. (3)適当。①③④が適当である。
  4. (4)適当でない。②は適当でない。
引っかけ:埋設物の防護は作業と「並行して」ではなく、措置を講じた「後に」作業する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題B No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する