ダムの基礎掘削(粗掘削・仕上げ掘削)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.38の問題です。論点は「ダム」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ダムの基礎掘削に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 基礎掘削は,予期しない断層等が現れた場合は掘削線の変更や基礎処理を施さなければならないが,掘削計画面より上に所要強度の地盤が現れた場合でも,計画面まで掘削する。
解き方
- ダムの基礎掘削は掘削計画面を目標とするが、予期しない断層等が現れれば掘削線の変更や基礎処理を行い、掘削計画面より上に所要の強度の地盤が現れた場合は、掘削を止めて掘削線を変更することを検討する。
- 所要の強度を持つ岩盤をさらに掘り下げると、掘削量や堤体コンクリート量が増えて不経済となり、健全な岩盤を傷めるおそれもある。
- よって (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。計画面付近の粗掘削は小ベンチ発破工法等とし、基礎岩盤の損傷を少なくする。
- (2)適当でない。正しくは計画面より上に所要強度の地盤が現れれば、掘削線の変更を検討する。
- (3)適当。仕上げ掘削は計画面から50cm程度を残し、火薬を使わず小型ブレーカや人力で行う。
- (4)適当。堤敷外の掘削面は法面の安定性・経済性に加え、景観や緑化にも配慮して定める。
引っかけ:「計画面まで掘削する」は計画どおりで正しく見えるが、基礎掘削は現れた岩盤の状況に応じて掘削線を見直すのが原則である。
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論点ページ:ダムの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する