土の締固めの性質(締固め曲線)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.2の問題です。論点は「土質力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土の締固めの性質に関する文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。
機械的な方法で土に力を加えて,間隙中の[ (イ) ]を追い出し,土の密度を高めることを土の締固めという。
土の締固めの際,同じ土を同じ方法で締め固めてもその程度は土の含水比により異なり,その含水比と乾燥密度の関係をグラフに描くと上に凸な曲線となり,このグラフを[ (ロ) ]という。
この[ (ロ) ]の頂点が示す密度を[ (ハ) ]といい,このときの含水比を[ (ニ) ]という。

解答欄
正解
正解:(2) (イ) 空気 ― (ロ) 締固め曲線 ― (ハ) 最大乾燥密度 ― (ニ) 最適含水比
解き方
- 土の締固めは、機械的な力で間隙中の空気を追い出し、土の密度を高めることである(間隙水を排出して体積が減るのは圧密)。
- 同じ土を同じ方法で締め固めたときの含水比と乾燥密度の関係は上に凸の曲線となり、これを締固め曲線という(JIS A 1210 突固めによる土の締固め試験)。
- 締固め曲線の頂点の乾燥密度を最大乾燥密度、そのときの含水比を最適含水比という。図ではそれぞれ約 2.0Mg/m³、約 11% である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。追い出すのは空気、曲線は締固め曲線、頂点は最大乾燥密度と最適含水比である。
- (2)適当。空気・締固め曲線・最大乾燥密度・最適含水比の組合せである。
- (3)適当でない。追い出すのは水分でなく空気、頂点の密度は飽和密度でなく最大乾燥密度である。
- (4)適当でない。時間-圧密量曲線は圧密試験の曲線で、頂点の含水比は最適含水比である。
引っかけ:間隙水を排出して体積を減らすのは圧密であり、空気を追い出す締固めと区別する。
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論点ページ:土質力学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する