令和6年度 問題A No.1論点:土質力学重要度 B配点 1点未着手

土の構成と湿潤密度・飽和度

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「土質力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図の土の構成を表した模式図の記号を用いて,「湿潤密度ρt」と「飽和度Sγ」を求める式の次の組合せのうち,適当なものはどれか。

土の構成の模式図。土を上から空気・水・土粒子の3層に分けて示し,左側に体積,右側に質量を示す。体積:空気の体積Va,水の体積Vw,土粒子の体積Vs,間隙(空気と水)の体積Vv,全体の体積V。質量:空気の質量ma = 0,水の質量mw,土粒子の質量ms,全体の質量m。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 湿潤密度 ρt = m / V ― 飽和度 Sγ = (Vw / Vv) × 100

解き方

  1. 湿潤密度は土全体の質量を土全体の体積で除した値であり,ρt = m / V(m = ms + mw,空気の質量 ma = 0)である。
  2. 飽和度は間隙の体積に占める水の体積の割合であり,Sr = (Vw / Vv) × 100(%)である。
  3. よって ρt = m / V と Sr = (Vw / Vv) × 100 の組合せの(4)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。mw / V は水の質量を全体積で除した値で,湿潤密度は m / V である。
  2. (2)適当でない。湿潤密度は m / V,飽和度の分母は Vv であり,いずれも誤り。
  3. (3)適当でない。湿潤密度は正しいが,飽和度の分母は全体積 V ではなく間隙の体積 Vv である。
  4. (4)適当。湿潤密度 ρt = m / V,飽和度 Sr = (Vw / Vv) × 100 である。
引っかけ:Vw / V × 100 は体積含水率であり飽和度ではない。間隙比 e = Vv / Vs,間隙率 n = Vv / V × 100 とも混同しないこと。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する