土の構成と湿潤密度・間隙率
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「土質力学」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図の土の構成を表した模式図の記号を用いて,「湿潤密度ρt」と「間隙率n」を求める式の次の組合せのうち,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:(1) 湿潤密度 ρt = m / V ― 間隙率 n = (Vv / V) × 100
解き方
- 湿潤密度ρtは、土全体の質量mを全体積Vで割った値であり、ρt = m/V である。
- 間隙率nは、全体積Vに対する間隙(空気+水)の体積Vvの割合であり、n = (Vv/V)×100(%)である。
- 両方を満たす組合せは (1) である。なお (Vw/Vv)×100 は飽和度Srの式である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ρt = m/V、n = (Vv/V)×100 はいずれも定義どおりである。
- (2)適当でない。mw/V は水の質量だけを使っており、(Vw/Vv)×100 は飽和度の式である。
- (3)適当でない。ρt = m/V は正しいが、(Vw/Vv)×100 は間隙率ではなく飽和度の式である。
- (4)適当でない。n = (Vv/V)×100 は正しいが、湿潤密度は mw/V ではなく m/V である。
引っかけ:間隙率 n = Vv/V、間隙比 e = Vv/Vs、飽和度 Sr = Vw/Vv は分母が異なる。乾燥密度 ρd = ms/V との混同にも注意する。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する