移動式クレーンの安全確保措置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.29の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
移動式クレーンの安全確保措置に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,クレーン等安全規則上,正しいものは次のうちどれか。
移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの[ (イ) ]荷重を常時知ることができるよう,表示その他の措置を講じなければならない。
作業の性質上やむを得ない場合又は安全な作業の遂行上必要な場合,移動式クレーンのつり具に専用のとう乗設備を設けて労働者を乗せること[ (ロ) ]。
クレーン機能付き油圧ショベルを小型移動式クレーンとして使用する場合,車両系建設機械の運転技能講習を修了している者は,クレーン作業の運転者として従事すること[ (ハ) ]。
移動式クレーンを用いて作業を行うときは,その日の作業を開始する前に,巻過防止装置,過負荷警報装置その他の警報装置,[ (ニ) ]について点検を行わなければならない。
解答欄
正解
正解:(1) (イ) 定格 ― (ロ) ができる ― (ハ) はできない ― (ニ) ブレーキ,クラッチ及びコントローラーの機能
解き方
- (イ)クレーン等安全規則第70条の2により、運転者及び玉掛けをする者が移動式クレーンの定格荷重を常時知ることができるよう表示等の措置を講じる。(ロ)第72条で搭乗は原則禁止だが、第73条により作業の性質上やむを得ない場合等は、つり具に専用の搭乗設備を設けて労働者を乗せることができる。
- (ハ)クレーン機能付き油圧ショベルを小型移動式クレーン(つり上げ荷重1t以上5t未満)として使用する場合は、小型移動式クレーン運転技能講習の修了等が必要で(第68条)、車両系建設機械運転技能講習だけでは従事できない。(ニ)第78条の作業開始前点検は、巻過防止装置、過負荷警報装置その他の警報装置、ブレーキ、クラッチ及びコントローラーの機能である。よって(1)である。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。定格・ができる・はできない・ブレーキ等の機能の組合せが正しい。
- (2)誤り。(イ)は定格、(ロ)はできる、(ニ)はブレーキ、クラッチ及びコントローラーの機能である。
- (3)誤り。(ロ)はできる、(ハ)はできないが正しい。
- (4)誤り。(イ)は定格、(ハ)はできない、(ニ)はブレーキ等の機能である。
引っかけ:ワイヤロープ等の損傷の有無は、玉掛用具の作業開始前点検(第220条)の項目である。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する