近接施工での周辺環境対策
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.18の問題です。論点は「環境保全・建設副産物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設工事における近接施工での周辺環境対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 既製杭の施工本数が多い場合には,杭打ちの順序を工夫し,できるだけ既設構造物から遠い地点から杭を打設する。
解き方
- 既製杭の施工本数が多い場合、打設に伴う地盤の押出しや締固めの影響は打ち進む方向に累積するので、既設構造物に近い地点から打ち始め、遠ざかる方向に打ち進めるのがよい(杭基礎施工便覧)。
- ジェットによる摩擦低減は周辺地盤を緩めるので近接施工では避ける、土被りが小さく砂礫層を掘進するシールドの振動に注意する、深層混合処理で盛土の安定と側方変位を抑える、はいずれも適切な対策である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。エアージェットや水ジェットは周辺地盤を緩めるので極力避ける。
- (2)適当。土被りが小さく直上付近に民家があり砂礫層を掘進する場合は振動に注意する。
- (3)適当。法先付近を深層混合処理で改良し、盛土の安定と側方変位の抑制を図る。
- (4)適当でない。既設構造物に近い地点から打ち始め、遠ざかる方向に打設する。
引っかけ:遠い地点から打つと、押し出された土が既設構造物の側へ寄せられ影響が大きくなる。
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論点ページ:環境保全・建設副産物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題B No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する