堤防開削時の仮締切工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.28の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
堤防を開削する場合の仮締切工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 掘削底面付近が砂質地盤の場合にはヒービングの検討を行う必要があり,仮締切に対し安定数を用いて検討し,その所要の安定数以下になるように施工する。
解き方
- ヒービングは、軟らかい粘性土地盤を掘削したとき、背面土の重量等で掘削底面が盛り上がる現象であり、粘性土地盤で検討する。安定数等を用い、所要の値を満たすよう根入れ長等を定める。
- 砂質地盤で検討するのはボイリングであり、テルツァギの方法等で矢板の根入れ長さを確保する。
- よって「砂質地盤の場合にヒービングの検討」とする (4) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。水替えの排水の濁りや量の変化、鋼矢板の変形等を監視しながら掘削する。
- (2)適当。砂質地盤ではテルツァギの方法でボイリングを検討し、根入れ長さを確保する。
- (3)適当。パイピングは砂質・粘性土地盤ともに検討し、根入れ長さや壁体幅を決定する。
- (4)適当でない。正しくはヒービングは掘削底面付近が軟らかい粘性土地盤の場合に検討する。
引っかけ:砂質地盤はボイリング、粘性土地盤はヒービング。地盤と現象の組合せを入れ替えた出題が多い。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する