鉄筋の継手(重ね継手・圧接等)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.34の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋の継手に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。
① 重ね継手における重ね合わせ長さは,鉄筋の径に関わらず一定とする。
② 重ね継手では,焼なまし鉄線を長く巻くほど継手の強度が向上する。
③ ガス圧接継手では,径が少しでも異なる鉄筋同士は,接合してはならない。
④ モルタル充塡継手では,施工後にモルタルが排出孔から排出していることを確認する。
解答欄
正解
正解:(1) 1つ
解き方
- ①重ね継手の重ね合わせ長さは基本定着長など鉄筋径に応じて定めるので,径に関わらず一定とするのは不適当。②焼なまし鉄線を長く巻くとコンクリートの充塡や鉄筋との付着を妨げるおそれがあり,継手強度も向上しないので不適当(コンクリート標準示方書[施工編])。
- ③ガス圧接は鉄筋径の差が7mm以下であれば異なる径の鉄筋同士でも接合できる(7mmを超える場合は原則として圧接しない)ので,少しでも径が異なれば接合してはならないとするのは不適当。
- ④モルタル充塡継手では,施工後にモルタルが排出孔から排出していることを確認して充塡を確かめるので適当。適当なものは1つで(1)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。適当なものは④の1つだけである。
- (2)適当でない。①②③はいずれも適当でなく,適当なものは1つである。
- (3)適当でない。適当なものは④の1つである。
- (4)適当でない。適当なものは④の1つである。
引っかけ:ガス圧接は径の差7mm以下なら可能である。重ね継手の焼なまし鉄線は付着を損なうので必要以上に長く巻かない。
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論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.34。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する