令和6年度 問題B No.35論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

微破壊・非破壊試験による強度測定

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.35の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定に関する下記の①〜④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

① リバウンドハンマによるコンクリート表層の反発度は,コンクリートの含水状態や中性化等の影響を受けることもあり,一定以上の材齢が経過したコンクリートの圧縮強度を精度良く推定することは困難である。

② 超音波法によるコンクリートの強度推定は,構造物中の鉄筋の影響を受けないので,配筋状況によらず任意の位置で実施することができる。

③ 衝撃弾性波法でコンクリートの強度を精度良く推定するためには,強度を推定しようとするコンクリートごとに,伝播する弾性波の速度と強度の関係を事前に求めておく必要がある。

④ 圧縮強度試験を小径コア(φ50mm以下として)で行うときには,通常用いられているφ100mmコアに対する強度補正方法が確立されている方法で行う。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) ①③④

解き方

  1. ①リバウンドハンマの反発度は含水状態や中性化等の影響を受け,材齢が経過したコンクリートでは強度推定の精度が低下するので適当(国土交通省「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領」等)。
  2. ②超音波の伝播速度は鉄筋の影響を受けるので,配筋状況を確認して鉄筋を避けた位置で測定する必要があり,任意の位置で実施できるとした②は不適当。
  3. ③衝撃弾性波法は対象コンクリートごとに弾性波速度と強度の関係を事前に求めておく必要があり,④小径コアはφ100mmコアとの強度補正方法が確立された方法で行うので,いずれも適当。よって①③④の(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。②は鉄筋の影響を受けるため不適当である。
  2. (2)適当でない。不適当な②が含まれ,適当な①③が含まれていない。
  3. (3)適当。①③④が適当で,②は適当でない。
  4. (4)適当でない。不適当な②が含まれ,適当な①が含まれていない。
引っかけ:超音波・弾性波は鋼材中の伝播速度が大きいため鉄筋の影響を受ける。測定位置は電磁誘導法等で配筋を確かめてから選ぶ。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する