建設工事に伴う環境保全対策
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.17の問題です。論点は「環境保全・建設副産物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設工事に伴う環境保全対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 遮音壁は,音が直進する性質を利用して騒音低減を図ろうとするもので,遮音壁の設置長さに関係なく効果がある。
解き方
- 遮音壁は,音の直進性を利用して受音点への直接音を遮るものであるが,音は壁の上端や端部を回り込む(回折する)。
- 設置長さが短いと端部からの回り込みで効果が大きく低下し,効果は壁の高さ・長さ・音源や受音点との位置関係に左右されるので,「設置長さに関係なく効果がある」とした(3)が適当でない。
- (1)作業時間帯・機械の整備,(2)周辺交通や通学路等の事前調査,(4)荷台のシート掛けと場外への散逸防止は,いずれも適切な環境保全対策である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。生活への影響が少ない時間帯を作業時間とし,建設機械の整備・取扱いを適正にする。
- (2)適当。周辺道路の交通量,通学路,迂回路の状況を事前に十分調査する。
- (3)適当でない。音は端部から回り込むため,設置長さが不足すると効果が低下する。
- (4)適当。荷台のシート掛けで飛散を防ぎ,公道に出る際は土砂の散逸を防止する。
引っかけ:前半の「直進する性質を利用」は正しく,後半の「長さに関係なく」が誤り。回折による回り込みを考慮する。
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論点ページ:環境保全・建設副産物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題B No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する