TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
TS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の情報化施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 盛土材料を締め固める際には,試験施工で決定した締固め回数を確保するよう,車載パソコンのモニタに表示される締固め回数分布図において,盛土範囲で設定した代表地点が規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める。
解き方
- 国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領」では,試験施工で決定した締固め回数を確保するよう,締固め回数分布図において盛土施工範囲の全面が規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固めるとしている。
- 代表地点だけを確認するのは従来の点管理の考え方であり,面的に全範囲の締固め回数を管理する本システムと合わない。よって(4)が適当でない。
- 位置把握にTS・GNSSのどちらを使うかは地形条件や電波障害の有無等から検討し,双方の適用が困難な範囲では従来の品質管理方法を用いる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。TS・GNSSの選択は地形・電波条件で検討し,適用困難な範囲は従来の品質管理とする。
- (2)適当。まき出し厚は試験施工で求めた厚さ以下となるよう全面で管理し,結果を確認する。
- (3)適当。試験施工と同じ材料・まき出し厚・締固め回数で施工すれば所定の締固め度と判断できる。
- (4)適当でない。代表地点ではなく盛土施工範囲の全面が規定回数を示す色になるまで締め固める。
引っかけ:TS・GNSSによる管理は締固め回数を面的に管理する工法規定方式であり,「代表地点」「抜取り」の語が入ると誤りになりやすい。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する