薬液注入工法の注入効果の確認方法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.54の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下水道工事における,薬液注入工法の注入効果の確認方法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 砂地盤の強度の増加を室内の三軸圧縮試験により確認する場合は,地盤の粘着力の値は変化しないといわれていることから,内部摩擦角の変化で判断する。
解き方
- 薬液注入による砂地盤の強度増加を三軸圧縮試験で確認する場合、注入によって内部摩擦角はほとんど変化せず、粘着力が増加するといわれているので、粘着力の変化で判断する。
- (2)は粘着力と内部摩擦角を逆にしている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。現場透水試験は目標値・設計値・透水係数のばらつき等から総合的に評価する。
- (2)適当でない。砂地盤では内部摩擦角は変化せず粘着力が増加するため、粘着力の変化で判断する。
- (3)適当。標準貫入試験はN値の増減で評価し、同一地層で平均する等の簡易な統計処理を行う。
- (4)適当。アルカリ系薬液は、掘削面にフェノールフタレインを散布して赤色に変わるかで浸透を確認する。
引っかけ:砂は本来粘着力がほぼ0で内部摩擦角が強度を決めるため、注入効果も内部摩擦角に現れると誤解しやすい。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月7日(日)実施) 問題A No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する