TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.33の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
情報化施工におけるTS(トータルステーション),GNSS(全球測位衛星システム)を用いた盛土の締固め管理に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
盛土材料を締め固める際には,モニタに表示される締固め回数分布図において,盛土施工範囲の[ (イ) ]について,規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める。
盛土施工に使用する材料は,事前の土質試験で品質を確認し,試験施工でまき出し厚や[ (ロ) ]を決定したものと同じ土質の材料であることを確認する。
TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理は,締固め機械の走行位置を[ (ハ) ]に計測し,[ (ロ) ]を確認する。
TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理システムの適用にあたっては,[ (ニ) ]や電波障害の有無等を事前に調査して,システムの適用の可否を確認する。
解答欄
正解
正解:(3) (イ) 全面 ― (ロ) 締固め回数 ― (ハ) リアルタイム ― (ニ) 地形条件
解き方
- TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領(国土交通省)では、締固め回数分布図で盛土施工範囲の全面が規定回数を示す色になるまで締め固める(イ)。試験施工でまき出し厚と締固め回数を決め(ロ)、施工時は締固め機械の走行位置をリアルタイムに計測して締固め回数を確認する(ハ)。
- システムの適用にあたっては、衛星の捕捉やTSの視通に影響する地形条件や電波障害の有無を事前に調査する(ニ)。よって(3)となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(イ)は全面、(ロ)は締固め回数、(ハ)はリアルタイムである。
- (2)適当でない。(ロ)は締固め回数、(ニ)は地形条件である。
- (3)適当。全面・締固め回数・リアルタイム・地形条件がすべて正しい。
- (4)適当でない。(イ)は全面、(ハ)はリアルタイム、(ニ)は地形条件である。
引っかけ:この管理は密度(締固め度)を直接測るのではなく、試験施工で決めた締固め回数を面的に確認する工法規定方式である。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年7月2日(日)実施) 問題B No.33。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する