ネットワーク式工程表(作業の遅延と工期)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.6の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク式工程表で示される工事で,作業Gに3日の遅延が発生した場合,次の記述のうち,適当なものはどれか。
ただし,図中のイベント間のA〜Jは作業内容,数字は作業日数を示す。

解答欄
正解
正解:(1) 当初の工期より1日遅れる。
解き方
- 当初の各経路は、B→D=7+6=13日、C→ダミー→E=6+12=18日(A→Eの5+12=17日より長い)、C→F→G=6+4+6=16日で、結合点⑤の最早開始時刻は18日である。
- ⑤→Iは18+12=30日、C→H→Jは6+8+11=25日なので、当初の工期は30日、クリティカルパスはC→ダミー→E→Iである。
- Gが3日遅れて9日になると、C→F→G=6+4+9=19日となり、⑤の最早開始時刻は19日、工期は19+12=31日となる。
- 工期は当初より1日遅れ、クリティカルパスはC→F→G→Iに変わるので、(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。工期は30日から31日となり、1日遅れる。
- (2)適当でない。Gの経路には2日の余裕があり、遅れは3−2=1日にとどまる。
- (3)適当でない。Gの余裕2日を超える遅延なので、工期は1日延びる。
- (4)適当でない。クリティカルパスはC→E→IからC→F→G→Iに変わる。
引っかけ:ダミー(②→③)を見落とすとA→E(17日)を基準にして遅れを2日と誤る。遅延日数から余裕日数を引いた分が工期の遅れになる。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する