車両系建設機械の災害防止措置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.28の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
車両系建設機械を用いる作業の安全確保のために事業者が講じるべき措置に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,労働安全衛生規則上,正しいものは次のうちどれか。
事業者は,車両系建設機械を用いて作業を行うときは,[ (イ) ]にブレーキやクラッチの機能について点検を行わなければならない。
事業者は,車両系建設機械の運転について誘導者を置くときは,[ (ロ) ]合図を定め,誘導者に当該合図を行わせなければならない。
事業者は,車両系建設機械の修理又はアタッチメントの装着若しくは取り外しの作業を行うときは,[ (ハ) ]を定め,作業手順の決定等の措置を講じさせなければならない。
事業者は,車両系建設機械を用いて作業を行うときは,[ (ニ) ]以外の箇所に労働者を乗せてはならない。
解答欄
正解
正解:(4) (イ) その日の作業を開始する前 ― (ロ) 一定の ― (ハ) 作業指揮者 ― (ニ) 乗車席
解き方
- 労働安全衛生規則 第170条はその日の作業を開始する前にブレーキ及びクラッチの機能を点検する、第159条は誘導者を置くときは一定の合図を定めると定めている。
- 第165条は、修理やアタッチメントの装着・取外しの作業では当該作業を指揮する者(作業指揮者)を定めて作業手順の決定等を行わせる、第162条は乗車席以外の箇所に乗せてはならないと定めている。
- よって(4)の組合せが正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。(イ)はその日の作業を開始する前である(第170条)。
- (2)誤り。(イ)はその日の作業を開始する前、(ロ)は一定の、(ハ)は作業指揮者、(ニ)は乗車席である。
- (3)誤り。(ロ)は一定の、(ハ)は作業指揮者、(ニ)は乗車席である。
- (4)正しい。その日の作業を開始する前、一定の、作業指揮者、乗車席の組合せである。
引っかけ:修理等の作業は作業主任者ではなく作業指揮者を定める。合図は状況に応じたものではなく一定の合図とする。
現行法令との関係:安衛則 第162条は、2025年4月1日施行の改正(令和6年厚生労働省令第80号)で「労働者」が「当該作業場において作業に従事する者」に、2026年4月1日施行の改正(令和7年法律第33号の施行に伴う省令改正)で「作業従事者」に改められ、一人親方等も搭乗制限の対象になった。乗車席以外に乗せてはならない点は変わらず、この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する