工事中の埋設物の損傷等の防止措置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.30の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工事中の埋設物の損傷等の防止のために行うべき措置に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,建設工事公衆災害防止対策要綱上,正しいものは次のうちどれか。
発注者又は施工者は,施工に先立ち,埋設物の管理者等が保管する台帳と設計図面を照らし合わせ,細心の注意のもとで試掘等を行い,原則として[ (イ) ]をしなければならない。
施工者は,管理者の不明な埋設物を発見した場合,必要に応じて[ (ロ) ]の立会いを求め,埋設物に関する調査を再度行い,安全を確認した後に措置しなければならない。
施工者は,埋設物の位置が掘削床付け面より[ (ハ) ]等,通常の作業位置からの点検等が困難な場合には,原則として,あらかじめ点検等のための通路を設置しなければならない。
発注者又は施工者は,埋設物の位置,名称,管理者の連絡先等を記載した標示板の取付け等を工夫するとともに,[ (ニ) ]等に確実に伝達しなければならない。
解答欄
正解
正解:(4) (イ) 目視確認 ― (ロ) 専門家 ― (ハ) 高い ― (ニ) 工事関係者
解き方
- 建設工事公衆災害防止対策要綱(土木工事編)第42第2項は、試掘等を行い埋設物の種類、位置、規格、構造等を原則として目視により確認すると定め、同第4項は管理者の不明な埋設物を発見した場合、必要に応じて専門家の立会いを求め再調査し、安全を確認した後に措置するとしている。
- 第44第4項は、埋設物の位置が掘削床付け面より高い等で点検が困難な場合に点検用の通路を設けるとし、同第1項は標示板の取付け等を工夫するとともに工事関係者等に確実に伝達すると定めている。
- よって(4)の組合せが正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。(イ)は目視確認、(ロ)は専門家、(ハ)は高い、である。
- (2)誤り。(ロ)は専門家、(ニ)は工事関係者である。
- (3)誤り。(イ)は目視確認、(ハ)は高い、(ニ)は工事関係者である。
- (4)正しい。目視確認、専門家、高い、工事関係者の組合せである。
引っかけ:埋設物が床付け面より低ければ作業位置から点検しやすい。点検用の通路が必要になるのは高い場合である。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題B No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する