薬液注入工法の注入効果の確認方法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.49の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下水道工事における,薬液注入工法の注入効果の確認方法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 標準貫入試験結果の評価は薬液注入前後のN値の増減を見て行い,評価を行う際にはボーリング孔の全地層のN値を平均する等の簡易的な統計処理を実施する。
解き方
- 薬液注入の効果を標準貫入試験で確認する場合は、注入前後のN値の増減を地層(土質)ごとに比較して評価する。
- 土質の異なる全地層のN値を平均すると、改良対象層の変化が他の層に埋もれて正しく評価できない。よって「全地層のN値を平均する」とする(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。透水性の目標値・設計値・得られた透水係数のばらつき等から総合的に評価する。
- (2)適当。室内透水試験の結果は未注入地盤又は目標とする透水係数と比較して評価する。
- (3)適当でない。N値は地層ごとに注入前後を比較し、全地層を平均して評価しない。
- (4)適当。乱さない試料が得られた場合に室内強度試験で強度・変形特性を求めて評価する。
引っかけ:「簡易的な統計処理」という一見もっともらしい表現に注意する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.49。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する