型枠に作用するコンクリートの側圧
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.11の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
施工条件が同じ場合に,型枠に作用するフレッシュコンクリートの側圧に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) コンクリートのスランプが大きいほど,側圧は小さく作用する。
解き方
- フレッシュコンクリートの側圧は、単位容積質量、打上がり速度、スランプが大きいほど大きく、コンクリート温度が高いほど凝結が早いため小さくなる(コンクリート標準示方書[施工編]型枠及び支保工)。
- (4) はスランプが大きいほど側圧が小さいとしており、逆である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。温度が高いほど凝結・硬化が早く、側圧は小さくなる。
- (2)適当。側圧は液圧に近い形で作用するので、単位重量が大きいほど大きい。
- (3)適当。打上がり速度が大きいほど、固まる前に積み上がる高さが増えて側圧は大きい。
- (4)適当でない。スランプが大きいほど流動性が高く液圧に近づくので、側圧は大きくなる。
引っかけ:温度だけが「高いほど小さい」と逆向きになる。重量・打上がり速度・スランプ・打込み高さ・締固めは大きいほど側圧が大きい。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年7月3日(日)実施) 問題A No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する