建設工事の労働災害防止対策
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.9の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設工事の労働災害防止対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 足場通路等からの墜落防止措置として,高さ2m以上の作業床設置が困難な箇所で,フルハーネス型の墜落制止用器具を用いて行う作業は,技能講習を受けた者が行うこと。
解き方
- 労働安全衛生規則第36条第41号により,高さ2m以上の箇所で作業床を設けることが困難なところにおいてフルハーネス型の墜落制止用器具を用いて行う作業に係る業務は,「特別教育」が必要な業務である。技能講習ではないので(1)が適当でない。
- (2)は足場の組立て等の作業での要求性能墜落制止用器具を取り付ける設備の設置(同規則第564条第1項第4号),(4)は3m以上の高所から物体を投下するときの投下設備・監視人の配置(同規則第536条)のとおりで,(3)も飛来落下防止の措置として適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。フルハーネス型を用いる作業は特別教育を受けた者が行う。
- (2)適当。親綱等の墜落制止用器具を取り付ける設備を設ける(第564条)。
- (3)適当。交差部の出入口上部にネット・シート等を設け落下物から守る。
- (4)適当。3m以上から投下するときは投下設備を設け監視人を置く(第536条)。
引っかけ:フルハーネス型墜落制止用器具の使用は「特別教育」。作業主任者などの「技能講習」と混同させる選択肢に注意する。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する