墜落防止の安全ネットの設置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.11の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
墜落による危険を防止するための安全ネットの設置に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さは,ネットを単体で用いる場合も複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合も,同一の値以下とする。
解き方
- 「墜落による危険を防止するためのネットの構造等の安全基準に関する技術上の指針」では,ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さを,ネットを単体で用いる場合と複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合とで別の算定式(ネットの短辺長さと支持点の間隔から求める)で定めている。
- したがって「同一の値以下」とした(2)が適当でない。(1)の使用後の試験用糸の等速引張試験,(3)の表示事項,(4)の支持点の間隔の規定は指針どおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。損耗が著しい場合や有毒ガスに暴露された場合は使用後に試験用糸を試験する。
- (2)適当でない。許容落下高さは単体と複数つなぎ合わせとで別の式で定める。
- (3)適当。製造者名・製造年月・仕立寸法・新品時の網糸の強度等を表示する。
- (4)適当。支持点の間隔はネット周辺から墜落する危険がないものとする。
引っかけ:ネットの許容落下高さ・ネットの垂れ・ネット下部の空きは,単体か複数つなぎ合わせかで算定式が異なる点が問われやすい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.7注文者の安全措置義務(作業足場・移動式足場)
令和8年度 問題B No.8労働安全衛生法(安全衛生管理体制)
令和8年度 問題B No.9労働安全衛生法(技能講習を要する業務)
令和8年度 問題B No.10墜落災害の防止(防網・移動式足場)
令和8年度 問題B No.11明り掘削の作業における遵守事項
論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する