移動式クレーンの災害防止措置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.29の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
移動式クレーンの災害防止のために事業者が講じるべき措置に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,クレーン等安全規則上,正しいものは次のうちどれか。
クレーン機能付き油圧ショベルを小型移動式クレーンとして使用する場合,車両系建設機械の運転技能講習を修了している者を,クレーン作業の運転者として従事させることが[ (イ) ]。
強風のため,移動式クレーンの作業の実施について危険が予想されるときは,当該作業を[ (ロ) ]しなければならない。
移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの[ (ハ) ]を常時知ることができるよう,表示その他の措置を講じなければならない。
移動式クレーンを用いて作業を行うときは,[ (ニ) ]に,巻過防止装置,過負荷警報装置等の機能について点検を行わなければならない。
解答欄
正解
正解:(4) (イ) できない ― (ロ) 中止 ― (ハ) 定格荷重 ― (ニ) その日の作業を開始する前
解き方
- クレーン機能付き油圧ショベルを小型移動式クレーン(つり上げ荷重1t以上5t未満)として使うときは,クレーン等安全規則第68条により移動式クレーン運転士免許又は小型移動式クレーン運転技能講習の修了が必要で,車両系建設機械運転技能講習の修了だけでは従事させることができない(イ:できない)。
- 強風で危険が予想されるときは作業を中止し(第74条の3,ロ:中止),運転者と玉掛けをする者が定格荷重を常時知ることができるよう表示等を行う(第70条の2,ハ:定格荷重)。巻過防止装置・過負荷警報装置等の機能は,その日の作業を開始する前に点検する(第78条,ニ)。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。(イ)はできない,(ロ)は中止,(ニ)はその日の作業を開始する前である。
- (2)誤り。(ロ)は中止,(ハ)は定格荷重である。
- (3)誤り。(イ)はできない,(ハ)は定格荷重,(ニ)はその日の作業開始前である。
- (4)正しい。(イ)できない,(ロ)中止,(ハ)定格荷重,(ニ)その日の作業を開始する前。
引っかけ:表示するのは「定格荷重」で,最大つり荷重ではない。1台の機械でも,掘削とクレーン作業とで必要な資格が別になる。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する