労働者の健康管理の措置
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.31の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
労働者の健康管理のために事業者が講じるべき措置に関する下記の文章中の[ ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。
休憩時間を除き一週間に40時間を超えて労働させた場合,その超えた労働時間が一月当たり80時間を超え,かつ,疲労の蓄積が認められる労働者の申出により,[ (イ) ]による面接指導を行う。
常時に特定粉じん作業に従事する労働者には,粉じんの発散防止・作業場所の換気方法・呼吸用保護具の使用方法等について[ (ロ) ]を行わなければならない。
一定の危険性・有害性が確認されている化学物質を取り扱う場合には,事業場における[ (ハ) ]が義務とされている。
事業者は,原則として,常時使用する労働者に対して,[ (ニ) ]以内ごとに,医師による健康診断を行わなければならない。
解答欄
正解
正解:(2) (イ) 医師 ― (ロ) 特別の教育 ― (ハ) リスクアセスメント ― (ニ) 1年
解き方
- 労働安全衛生法第66条の8と同規則第52条の2・第52条の3により,休憩時間を除き週40時間を超えた時間が月80時間を超え,疲労の蓄積が認められる労働者の申出により,医師による面接指導を行う(イ:医師)。
- 粉じん障害防止規則第22条により,常時特定粉じん作業に従事する労働者には特別の教育を行う(ロ)。労働安全衛生法第57条の3により,一定の危険性・有害性のある化学物質を取り扱う事業場ではリスクアセスメントが義務である(ハ)。同規則第44条により,常時使用する労働者に1年以内ごとに1回,医師による定期健康診断を行う(ニ:1年)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(ロ)は特別の教育,(ハ)はリスクアセスメントである。
- (2)適当。(イ)医師,(ロ)特別の教育,(ハ)リスクアセスメント,(ニ)1年が合う。
- (3)適当でない。(イ)は医師,(ロ)は特別の教育,(ニ)は1年である。
- (4)適当でない。(イ)は医師,(ハ)はリスクアセスメント,(ニ)は1年である。
引っかけ:化学物質の危険性・有害性を調査し評価するのが「リスクアセスメント」。面接指導を行うのは医師で,定期健康診断は1年以内ごとに1回である。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する