令和3年度 問題B No.26論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

工程管理に用いる各工程表の特徴

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.26の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

工程管理に用いられる各工程表の特徴に関する下記の文章中の[  ]の(イ)〜(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。

[ (イ) ]工程表は,各作業の順序を明確に表示でき,各作業に含まれる余裕時間の状況も把握できるが,作業の数が多くなるにつれ煩雑化する。

[ (ロ) ]工程表は,横軸に工期を,縦軸に各作業の出来高比率(%)を表示した工程表で,予定と実績との差を直感的に比較するのに便利である。

[ (ハ) ]工程表は,各作業の完了時点を100%として,横軸にその達成度をとる方法で,各作業の進捗度合いは明確であるが,工期に影響を与える作業がどれか不明である。

[ (ニ) ]工程表は,トンネル工事のように工事区間が線状に長く,しかも工事の進行方向が一定の方向にしか進捗できない工事に適している。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) (イ) ネットワーク式 ― (ロ) グラフ式 ― (ハ) ガントチャート ― (ニ) 斜線式

解き方

  1. ネットワーク式工程表は作業の順序と各作業の余裕時間を把握できるが,作業数が多いと煩雑になる(イ)。グラフ式工程表は横軸に工期,縦軸に各作業の出来高比率をとり,予定と実績の差を直感的に比較できる(ロ)。
  2. ガントチャートは各作業の完了時点を100%として横軸に達成度をとり,進捗度合いは明確だが工期に影響する作業が不明である(ハ)。斜線式工程表はトンネルのように工事区間が線状に長く,一定方向にしか進捗できない工事に適する(ニ)。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。(イ)ネットワーク式,(ロ)グラフ式,(ハ)ガントチャート,(ニ)斜線式が合う。
  2. (2)適当でない。(ロ)はグラフ式,(ハ)はガントチャート,(ニ)は斜線式である。
  3. (3)適当でない。(イ)はネットワーク式,(ニ)は斜線式である。
  4. (4)適当でない。(イ)はネットワーク式,(ロ)はグラフ式,(ハ)はガントチャートである。
引っかけ:バナナ曲線は全体の出来高累計の管理限界を示す曲線で,線状の工事に適するのは「斜線式」。ガントチャートの横軸は日数ではなく達成度である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する