情報化施工と環境負荷低減
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.17の問題です。論点は「環境保全・建設副産物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
情報化施工と環境負荷低減への取組みに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 情報化施工では,電子情報を活用して,施工管理の効率化,品質の均一化,環境負荷低減等,施工の画一化を実現するものである。
解き方
- 情報化施工は,ICT(情報通信技術)を活用して各工程から得られる電子情報を活用し,施工管理の効率化・品質の均一化・環境負荷低減など,施工の合理化(高効率・高精度な施工)を実現するものである。
- 現場条件の変動に柔軟に対応できることが特長であり,「施工の画一化」を実現するとした(1)が適当でない。GNSS・TSによるブレードの自動制御によるCO₂排出の抑制(2),条件変化に応じた重機・使い方の変更(3),資材・エネルギーの有効利用(4)は適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。情報化施工が目指すのは施工の合理化・高度化で,画一化ではない。
- (2)適当。マシンコントロールで手戻りや余分な稼働が減り,CO₂排出を抑制できる。
- (3)適当。条件が大きく変わったら重機や使い方を見直す方が環境負荷を減らせる。
- (4)適当。施工条件の変動に柔軟に対応し,資材やエネルギーを有効に利用できる。
引っかけ:(1)は前半が正しい内容で,末尾だけ「画一化」にすり替えている。文末まで読むこと。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.17建設工事における騒音・振動対策
令和8年度 問題B No.18建設工事における土壌汚染対策
令和8年度 問題B No.19建設発生土(建設副産物適正処理推進要綱)
令和8年度 問題B No.20コンクリート工作物の解体工法
令和7年度 問題B No.17建設工事に伴う水質汚濁対策
論点ページ:環境保全・建設副産物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する