静的破砕剤と大型ブレーカによる解体作業
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.13の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
静的破砕剤と大型ブレーカを併用する工法で行う橋梁下部工の解体作業に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 大型ブレーカを用いる二次破砕,小割りは,静的破砕剤を充填後,ひび割れが発生する前に行う。
解き方
- 静的破砕剤と大型ブレーカを併用する解体では,削孔に静的破砕剤を充填し,その膨張圧でコンクリートにひび割れを発生させてから,大型ブレーカで二次破砕・小割りを行う(土木工事安全施工技術指針,コンクリート構造物の解体作業)。
- ひび割れが発生する前にブレーカで打撃しても静的破砕剤の効果が生かせないため,(1)が適当でない。練混ぜ水の温度管理(2)や穿孔径の上限の確認(4)は,急激な反応による破砕剤の噴出を防ぐための措置である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。二次破砕・小割りは静的破砕剤でひび割れが発生した後に行う。
- (2)適当。清浄な水を使い,急激な反応を防ぐため適用温度範囲の上限を守る。
- (3)適当。コンクリート塊の落下・飛散に備え,立入禁止措置を講じる。
- (4)適当。孔径が大きすぎると噴出の危険があるため適用可能径の上限を確認する。
引っかけ:静的破砕剤は膨張圧でひび割れが生じるまで時間がかかる。ブレーカ作業はその後という「順序」が問われる。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題B No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する