TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
TS(トータルステーション)・GNSS(全球測位衛星システム)を用いた情報化施工による盛土工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 試験施工と同じ土質・含水比の盛土材料を使用し,試験施工で決定したまき出し厚・締固め回数で施工できたことを確認した場合でも,必ず現場密度試験を実施しなければならない。
解き方
- TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理要領(国土交通省、令和2年3月)3.4は、原則として現場密度試験を省略するとしている。試験施工と同様の土質・含水比の材料を用い、決めたまき出し厚・締固め回数で施工できたことを確認できれば、所定の締固め度が得られているとみなせるためである。
- 現場密度試験を行うのは、材料の品質や施工仕様が規定どおりであることを確認できない場合に限られる。したがって「必ず現場密度試験を実施」とする(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。使用機械、地形・立地条件、施工規模、土質の変化等を踏まえて適用可否を判断する。
- (2)適当。TSかGNSSかを検討し、双方の適用が困難な範囲は従来の品質管理方法で管理する。
- (3)適当。色や手触り等で、試験施工で仕様を決めた材料と同じ土質であることを確認する。
- (4)適当でない。材料と施工仕様どおりの施工が確認できれば、現場密度試験は原則として省略する。
引っかけ:このシステムは品質規定(密度)から工法規定(締固め回数)へ切り替える管理である。「必ず」という強い表現に注意する。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する