土質試験結果の活用
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.1の問題です。論点は「土質調査・軟弱地盤対策」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土質試験結果の活用に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 土の含水比試験結果は,土の間隙中に含まれる水の質量と土粒子の質量の比で示され,乾燥密度と含水比の関係から透水係数の算定に用いられる。
解き方
- 含水比試験(JIS A 1203)で求める含水比は、土の間隙中の水の質量と土粒子の質量の比であり、土の状態の把握や盛土の施工管理に用いる。
- 乾燥密度と含水比の関係(締固め曲線)は締固め試験(JIS A 1210)の結果で、最大乾燥密度・最適含水比を求めて締固め管理に用いる。透水係数は透水試験(JIS A 1218)で求めるため、(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。粒径が広い範囲に分布する(粒度分布の良い)土は締固め特性が良い土として評価される。
- (2)適当。圧密係数・体積圧縮係数等から飽和粘性土地盤の沈下量と沈下時間を推定する。
- (3)適当でない。乾燥密度と含水比の関係は締固め管理に用い、透水係数は透水試験で求める。
- (4)適当。一軸圧縮強さから非排水せん断強さを求め、土圧・支持力・斜面安定の検討に用いる。
引っかけ:含水比の定義は正しく、後半の用途だけがすり替えられている。試験名と結果の用途の組合せで判断する。
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論点ページ:土質調査・軟弱地盤対策の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する