建設発生土の埋戻しへの利用
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設発生土を工作物の埋戻しに利用する際の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
ただし,「工作物の埋戻し」とは,道路その他の地表面下に埋設,又は構築した各種埋設物を埋め戻すことをいう。
解答欄
正解
正解:(2) 建設発生土を安定処理して使う場合は,一般に原位置に改良材を敷き均しておいてから,スタビライザー等により対象土と改良材を混合しなければならない。
解き方
- 工作物の埋戻しは施工箇所が狭く、原位置で改良材を敷き均してスタビライザーで混合することが難しい。そのため建設発生土を安定処理して使う場合は、一般にプラント等であらかじめ混合した改良土を用いる(建設発生土利用技術マニュアル)。
- 原位置で改良材を敷き均し、スタビライザーで混合するのは路床など広い面の安定処理の方法である。したがって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。供用後に工作物との間に隙間や段差が生じないよう、圧縮性の小さい材料を用いる。
- (2)適当でない。埋戻し箇所は狭いため、一般にプラント等で事前に混合した改良土を用いる。
- (3)適当。最大粒径の基準は締固め度と埋設物の損傷防止を考慮したもので、埋設物の種類で異なる。
- (4)適当。上部に路盤・路床と同等の支持力を求められる場合もあり、使用場所に応じて材料を選ぶ。
引っかけ:スタビライザーによる原位置混合は路床安定処理の典型的な記述であり、狭い埋戻しに当てはめると誤りになる。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する