薬液注入工事の注入効果の確認方法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.49の問題です。論点は「下水道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
薬液注入工事における注入効果の確認方法に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 標準貫入試験で地盤の強度を確認する場合は,所定の高さからハンマを自由落下させて,サンプラーを30cm打ち込むのに要する打撃数を求める。
解き方
- 標準貫入試験は、質量 63.5kg のハンマを 76cm の高さから自由落下させ、サンプラーを 30cm 打ち込むのに要する打撃回数(N 値)を求める試験で(JIS A 1219)、注入前後の N 値を比べて改良効果を確認できる。
- (1) は透水係数が 10⁻⁵cm/s オーダーなら改良は良好、(3) は砂地盤では粘着力の増加で判断、(4) は呈色で分かるのは浸透範囲だけであり、適当なのは (2) である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。透水係数が 10⁻⁵cm/s オーダーであれば、改良度合いは良好と判断する。
- (2)適当。ハンマを自由落下させ、サンプラーを 30cm 打ち込む打撃数(N 値)を求める。
- (3)適当でない。砂地盤では内部摩擦角はほぼ変わらず、粘着力の増加で判断する。
- (4)適当でない。呈色で分かるのは浸透範囲で、強度や透水性を数値では評価できない。
引っかけ:薬液注入で砂に「粘着力」が付与される点が要。内部摩擦角と粘着力を逆にしない。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.49。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する