足場の点検を要する悪天候等の定義
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.17の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
悪天候等の後には足場を使用する作業の開始前に足場の点検を行うが,悪天候等の定義に関する次の記述のうち,労働安全衛生法令上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 1回の降雨量が30mm以上の大雨
解き方
- 労働安全衛生規則 第567条第2項・第655条の「悪天候等」は通達(昭和34年2月18日 基発第101号)で定義されている。
- 強風は10分間の平均風速が毎秒10m以上、大雨は1回の降雨量が50mm以上、大雪は1回の降雪量が25cm以上、中震以上の地震は震度階級4以上の地震である。
- したがって降雨量を30mm以上とする(2)が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。強風は10分間の平均風速が毎秒10m以上の風をいう。
- (2)誤り。大雨は1回の降雨量が50mm以上の降雨をいう。
- (3)正しい。大雪は1回の降雪量が25cm以上の降雪をいう。
- (4)正しい。中震以上の地震は震度階級4以上の地震をいう。
引っかけ:高さ2m以上の箇所での悪天候時の作業中止(安衛則第522条)も同じ定義である。強風10m/s・大雨50mm・大雪25cm・震度4をセットで覚える。
現行法令との関係:労働安全衛生規則 第567条・第655条は2023年10月1日施行の改正で、悪天候等の後の足場の点検を点検者を指名して行わせ、点検結果と点検者の氏名を記録・保存することになった。悪天候等の定義(通達)は変わらず、この問題の答えは変わらない。
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→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する