建設発生土の盛土材料としての利用
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設発生土を盛土材料として利用する場合の留意点に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 自然由来の重金属などが基準を超え溶出する発生土は,盛土の底部に用いることにより,調査や対策を行うことなく利用することができる。
解き方
- 自然由来の重金属等が基準を超えて溶出する発生土は、国土交通省「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル」などに従って調査を行い、遮水・吸着層による封じ込めなどの対策を講じたうえで利用する。
- 盛土の底部に用いれば調査や対策が不要になるという扱いは無いので、(2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。セメント系固化材による改良土は、六価クロム溶出試験で土壌環境基準以下を確認する。
- (2)適当でない。基準を超えて溶出する発生土は、調査を行い封じ込め等の対策を講じて利用する。
- (3)適当。ガラ混じり土は全体が産業廃棄物と判断されるおそれがあり、環境部局に相談する。
- (4)適当。建設汚泥に該当する泥土の利用には、廃棄物処理法に従った手続きが必要である。
引っかけ:「盛土の底部なら」のような条件付きで調査・対策を免除する規定は無い。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する