土工における土量の変化率
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.2の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土工における土量の変化率に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 土量の変化率Cは,土工の配分計画を立てる上で重要であり,地山の土量をほぐした土量の体積比を測定して求める。
解き方
- 土量の変化率は、L=ほぐした土量/地山の土量、C=締め固めた土量/地山の土量で表す(道路土工 盛土工指針)。
- C は土の配分計画に用いるが、(1)の「地山の土量とほぐした土量の体積比」は L の定義であり、C の説明として誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。C は地山の土量と締め固めた土量の体積比である。ほぐした土量との比は L である。
- (2)適当。掘削・運搬中の損失や基礎地盤の沈下による盛土量の増加は、原則として変化率に含まない。
- (3)適当。変化率は実際の土工の結果から推定するのが最も的確で、類似現場の実績値も活用できる。
- (4)適当。L は運搬計画に用い、密度の大きい土では積載重量によって運搬量が決まる。
引っかけ:C が配分計画、L が運搬計画に使うという対応は正しいので、定義(分子がほぐした土量か締め固めた土量か)の入れ替えを見落としやすい。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.7道路盛土への現場発生土の使用
令和8年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
令和8年度 問題A No.9土工における土量の変化率
令和7年度 問題A No.7盛土材料としての現場発生土の利用
令和7年度 問題A No.8TS・GNSSを用いた盛土の情報化施工
論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する