足場の安全基準
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.19の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・現行の法令・基準との関係が読めます。
足場に関する次の記述のうち,労働安全衛生法令上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 移動式足場に労働者を乗せて移動する際は,足場上の労働者が手すりに確実に安全帯を掛けた姿勢等を十分に確認したうえで移動する。
解き方
- 移動式足場の安全基準に関する技術上の指針では、移動式足場に労働者を乗せたまま移動してはならないとしている。移動するときは、足場上の労働者を降ろしてから行う。
- 手すりに安全帯を掛けた姿勢を確認すれば乗せたまま移動してよいとした(2)が誤りである。
- (1)は労働安全衛生規則第566条(足場の組立て等作業主任者の職務)、(3)は同第567条(点検と記録の保存)、(4)は同第562条(最大積載荷重)のとおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。材料の欠点を点検し不良品を取り除くことも作業主任者の職務である(安衛則第566条)。
- (2)誤り。移動式足場は労働者を乗せたまま移動してはならない。
- (3)正しい。組立て等の後に点検し、記録を足場を使う仕事が終わるまで保存する(第567条)。
- (4)正しい。作業床の最大積載荷重を定め、これを超えて積載してはならない(第562条)。
現行法令との関係:「安全帯」は平成30年厚生労働省令第75号(2019-02-01施行)で「要求性能墜落制止用器具」に改められた(第566条の作業主任者の職務も同じ)。また第567条の点検は令和5年厚生労働省令第22号により2023-10-01から点検者を指名して行わせ、記録に点検者の氏名を加えることになった。(2)が誤りで(1)(3)(4)が正しいことは変わらず、この問題の答えは変わらない。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する