土工における土量の変化率
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.2の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土工における土量の変化率に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 土量の変化率Lは,土工の配分計画を立てる上で重要であり,工事費算定の要素でもある。
解き方
- 土量の変化率は L=ほぐした土量/地山の土量、C=締め固めた土量/地山の土量で表す(道路土工 盛土工指針)。
- 変化率 L は土の運搬計画(運搬土量・運搬機械の台数)を立てるときに、変化率 C は切土と盛土の土量の配分計画を立てるときに用いる。
- したがって、L を配分計画に重要とした (4) が適当でない。なお、変化率が工事費算定の要素であることは正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。掘削・運搬中の損失や基礎地盤の沈下による盛土量の増加は変化率に含めない。
- (2)適当。C は地山の土量と締め固めた土量の体積比を測定して求める。
- (3)適当。実際の土工の結果から推定するのが最も的確である。
- (4)適当でない。配分計画に用いるのは C で、L は運搬計画に用いる。
引っかけ:L と C の用途の入替えがねらい。後半の「工事費算定の要素」は正しいので、前半を読み落とさないこと。
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論点ページ:土工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する