電磁誘導による起電力
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.2の問題です。論点は「電気理論」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
巻数100回のコイルを貫く磁束が0.2秒間に0.06 Wbの割合で増加するとき,コイルに発生する誘導起電力eの大きさ〔V〕として,正しいものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.30 V
解き方
- 3.の 30 V が適当である。ファラデーの電磁誘導の法則により,誘導起電力の大きさは e = N × ΔΦ / Δt で求める。
- e = 100 × 0.06 / 0.2 = 30 V となる。
- 誘導起電力の向きは,磁束の変化を妨げる向き(レンツの法則)である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。1.2 V は巻数と磁束を掛け,さらに時間を掛けた値(100 × 0.06 × 0.2)である。
- 2.不適当。15 V は正しい値の 1/2 で,e = N ΔΦ / Δt からは得られない。
- 3.適当。100 × 0.06 / 0.2 = 30 V である。
- 4.不適当。60 V は正しい値の 2 倍で,時間を 0.1 秒として計算した値にあたる。
引っかけ:e = N ΔΦ / Δt。時間で「割る」こと,巻数を掛け忘れないことに注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.1電荷と電流
令和8年度 前期 No.2平行導体板間の平等電界
令和8年度 前期 No.3直並列回路の分流
令和7年度 後期 No.1抵抗の温度変化
令和7年度 後期 No.2点電荷間に働く静電力(クーロンの法則)
論点ページ:電気理論の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 前期(2025年6月8日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する